TINY MUSIC LIFE

音楽を仕事にする方法やビジネス論、考察や小ネタなどをお届けする音楽情報ワンパーソンメディア。by TINY RECORDS八木橋一寛

音楽にまつわる雑学や雑記、レビュー等

音楽にまつわる雑学や雑記、小ネタ、作品レビューなど、音楽をもっと楽しむための記事です。

DJ検定4級も合格してみました◎

以前、【DJ検定5級に合格してみました】という以下の記事をアップしておりましたが、それに続いて4級にも合格してみました◎ 受験方法やその流れについては、上記過去記事に詳しいのでここでは割愛しますが、4級の方は問題数も100問ほどに増量、難易度も5…

【近況報告】インスタグラムのフォロワー数が1万に達したり、インスタライブをしてみたり。更新が滞っていた理由についても

随分とご無沙汰お久しぶりですになってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか? 私はと言うと、このブログの更新が止まってしまっていたことからもお察しの通り、音楽業界ではなく、少し別のことに注力しておりました。 何度か触れていたInstagramで運用…

音楽フェス批判を見て感じた「黄色は止まれ」に対する考え方の違い

音楽業界の中でも、昨今は主要産業でもあり、アーティストの重要な収入源となっていた音楽フェスティバルの中止が立て続けにアナウンスされている事は、報道でご存知の事かと思います。 大きな理由としては、新型コロナ感染拡大の状況を鑑みてという事は言う…

悪意のネーミング「密フェス」と「音楽フェス=密」はまた別の話

新型コロナウイルスの感染拡大により、中止や延期の相次いでいる音楽フェスティバル。 前回の記事では、3日間の有観客開催を終えたフジロックについて触れましたが、その中で私は、「フジロックはルール内での開催」と強調をして書いていました。 そのすぐ後…

海外アーティストYouTube登録者数ランキングTOP10【2021年6月】

昨年、日本国内アーティストのYouTube登録者数ランキングをまとめてみましたが、今回は海外アーティスト編としてTOP10形式でまとめてみたいと思います。 上記の前回記事でも触れましたが、YouTubeの登録者数はチャンネル開始タイミングやMVの公開頻度でも差…

アナログレコードのお手軽&超低コストなメンテナンス方法

アナログレコードが、局所的ながらその需要を伸ばしているという昨今ですが、レコード針を直接レコード盤に落として再生をするという構造上、繰り返し再生をしたり長期間保管する際には、ちょっとしたメンテナンスが必要となります。 がっつりとしたオトナの…

『27クラブ』というミュージシャンの悪しきジンクスとは?

『The 27 Club(27クラブ)』というのを聞いたことはありますか? この呼び名だとピンと来ないかも知れませんが、このブログをお読みの方であれば、「ロックスターが27歳でこの世を去ってしまう」という都市伝説めいた話は聞いたことがある人も多いでしょう。…

不祥事を犯したトップアーティストがライブハウスを拠点に再起しようとする姿を見て感じた事

今日はコラム的、というか雑談的な所感をひとつ。 アマゾンプライムビデオの「カリギュラ」という今田&東野MCのオリジナル番組があるのですが、これが私、非常に好きで先日2週目の視聴をしていまして。 で、それを改めて観ていて感じた事について書いていき…

街全体がフェスティバル。SXSW 2015 at テキサス州オースティン旅行記【フェスレポート】

SXSW(サウスバイサウスウェスト)をご存知でしょうか? 分かりやすく一言で表すのならば、サーキットフェスの親玉みたいな大規模イベントです。 2015年に、このSXSWに当時の勤め先の研修&視察という名目で行かせて頂きまして、このブログでも書こう書こう…

音楽ジャンルは基本的にはリズムで分類されています

ヒップホップでもR&Bでも、EDMやドラムンベース、ツーステップでも、ファンク、スカ、レゲエでも、おおよそ音楽ジャンルとして振り分けられるカテゴライズというものは、ビート、つまりリズムの特徴によって振り分けられています。 「何を当たり前なことを..…

「フィジカルに訴えかえるダイナミズムが無くとも人は突き動かされるのか?」というお話

皆様は最近、音楽を聴いて心震えたりしておりますでしょうか? 私はと言うと、久しぶりに今朝、震え散らかしました。 しかし、残念ながら近年のリアルタイムな楽曲ではなく、20年近く過去の楽曲でした。 私の場合、ロックやポップに分類される音楽を特に愛好…

TINY MUSIC LIFE開始から一年が経過しました

当ブログ開設から1年が経過しました。 2020年4月5日が最初の記事だったのですが、うっかり忘れていて10日弱過ぎてしまいました...。 今日現在でこの記事を入れて214記事目となるので、更新頻度としては検討している方ですよね。 とはいえ、お気付きの方もい…

TINY RECORDS的今月の在宅BGM:5曲【2021年2月】

在宅ワーカーで元レコード店主やDJだったりもする筆者が、その月に良く聴いたリリース楽曲をただただご報告するという在宅BGM紹介企画。 早いものでもう7回目です◎ 今回2月分はいつもより少し少なめの6曲を振り返りつつご紹介していこうと思いますので、どう…

200記事目で強めた個性の露出の必要性【ブログ運営】

今日この投稿で、200記事目となります。 いつも読んでくださっている方々、たまたま検索で辿り着いた方もありがとうございます。 とはいえ、記事数を目的や目標にはしていないので、「嬉しい」、「めでたい」といった感情は特にありませんが、区切りとしやす…

Clubhouse(クラブハウス)の音楽業界での使い道を考えてみる

アメリカ発の招待制音声チャットソーシャルネットワークアプリケーションで、2020年4月にローンチしたサービス。 開発したのは、元Google社員のポール・ダヴィソンとローハン・セスの2人で、いわゆるゴリゴリのシリコンバレーのIT起業家になりますね。 現在…

TINY RECORDS的今月の在宅BGM:9曲【2021年1月】

在宅ワーカーで元レコード店主やDJだったりもする筆者が、その月に良く聴いたリリース楽曲をただただご報告するという在宅BGM紹介企画の6回目◎ 「何聴いてたっけな?」と、思いつくままその月に良く聴いた曲をピックアップしていくので、ジャンルに統一感だ…

時代に取り残されない為の「とりあえず使ってみる・やってみる」というアンテナメンテナンス

「アンテナは鈍るという事を自覚した方が良い」 という話を前回書きましたが、その続編っぽい内容かもしれません。 特に音楽業界などのセンスや感性、時代感を問われる業種の場合、"アンテナ"の重要度は高く、その感度は基本的には加齢によって弱まるという…

「アンテナは鈍るという事を自覚した方が良い」というお話

今日は、直接的に音楽や音楽仕事に関わる話というよりも、もう少し視点を遠ざけた輪郭のお話をひとつ。 「"アンテナ"は鈍るという事を自覚した方が良い。」 という自戒を込めた教訓(?)を。 私も齢42にもなりますと、様々な場面で老いを実感するものでして…

2020年アクセス数の多かった記事TOP10

1月も折り返してしまったタイミングになりますが、今日はブロガーらしい企画をひとつ。 2020年の4月から始めたこの音楽情報やその考察ブログ(ワンパーソンメディア)『TINY MUSIC LIFE』ですが、これまで186記事を公開してきています。 さらに、1記事あたり…

バズリズム02「2021年コレがバズるぞ!」所感と高いランキング信頼度についての推論

すっかり恒例となった日本テレビの音楽番組『バズリズム02』の新春ランキング企画「2021年コレがバズるぞ!BEST10」が先日オンエアされました。 このブログでもしばしば示唆している日本の音楽マーケットのガラパゴス化がこれでもかと浮き上がってくる興味深…

ニール・ヤングが音楽作品の著作権の50%、1180曲を売却

ボブ・ディラン、スティービー・ニックスに続き、ニール・ヤングも自身の楽曲の著作権売却のニュースが報じられました。 ボブ・ディランの同様のニュースに触れた以下の少し前の記事でも書いた通り、この流れは加速するとは予想していましたが、予想以上に立…

TINY RECORDS的今月の在宅BGM:7曲【2020年12月】

在宅ワーカーで元レコード店主やDJだったりもする筆者が、その月に良く聴いたリリース楽曲をただただご報告するという在宅BGM企画の5回目◎ 思いつくままその月に良く聴いた曲をピックアップしていくので、ジャンルに統一感などはあまりないと思いますが、発…

2021年、TINY MUSIC LIFEの3つの抱負

あけましておめでとうございます◎ 昨日は大晦日という事で、2020年振り返り記事になりましたが、今日は元旦。 となれば抱負しかないですね。 面識のないおじさんの新年の抱負にどのような需要があるのか?と疑問しかありませんが、責任を持って最後まで読ん…

ごく私的2020年振り返り

今年の仕事初めは業務委託を受けているライブハウスでの1月4日のDJイベントから。 仕事初めと言っても、身内でわいわい新年会ノリで音楽とお酒を楽しむような内容なので、仕事という仕事は1月10日。 EGGSというレコチョク・ドコモ・タワーレコードが運営して…

海外インディーロックから選ぶクリスマス・ソング7選【洋楽】

誰もが知る有名なクリスマスソングは沢山ありますが、そちらは音楽ストリーミングサービスのプレイリストにお任せして、一般的にはあまり知られていない、海外のインディーロックを愛好する私ならではの楽曲に絞ってご紹介していきたいと思います。 ストリー…

ウィーン発のBluetooth対応、クラファンで話題の激ミニマムデザインなレコードプレーヤー『TONE Factory』

『TONE Factory』はオーストリア・ウィーンの若手デザイナー3人により設計・開発され、チェコ共和国内のターンテーブル製造の老舗工場で手作りされています。 同じくオーストリアのアナログブランド「Pro-Ject Audio」とのコラボレートにより、デザイン面に…

サブスク型音楽ストリーミングサービスの比較やおすすめ

音楽ストリーミングサービスは、音源データをダウンロードするのではなく、インターネット上に置かれた楽曲データにアクセスすることで音源を再生し聴くことができる(ストリーミング)音源配信方式となります。 毎月定額料金を徴収し、この配信サービスを提…

BANKSY(バンクシー)の偽札作品「ダイフェイスド・テナー」を購入

2004年にバンクシーが製作した「ダイフェイスド・テナー」と呼ばれる10ポンド札の偽札。 「ダイアナ元妃の顔をした10ポンド札」を意味するこの偽札は、10ポンド札に描かれるエリザベス女王の代わりにダイアナ元妃を印刷したものです。 加えて本来「バンク・…

今の世代に対して、甲本ヒロトの「歌詞を聴きすぎ」発言に痛く共感した話

2週間前くらいの放送に遡りますが、11月21日にフジテレビで『まつもtoなかい』という番組に甲本ヒロトが出演していまして、ご覧になられましたでしょうか? 番組はタイトル通り、 松本人志と中居正広をメインに据えたトークバラエティで、この2人が会わせた…

ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」=「デオドラントの匂い」というお話

NIRVANA(ニルヴァーナ)の代表曲にして90年代初頭を象徴する楽曲「Smells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット)」。 今回はこのタイトルそのものについてのお話です。