TINY MUSIC LIFE

音楽を仕事にする方法やビジネス論、考察や小ネタなどをお届けする音楽情報ワンパーソンメディア。by TINY RECORDS八木橋一寛

アナログレコードのお手軽&超低コストなメンテナンス方法

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日は久しぶりに、短めな雑学・豆知識記事をひとつ。

アナログレコード盤のメンテナンスについてのお話です。

 

アナログレコードが、局所的ながらその需要を伸ばしているという昨今ですが、レコード針を直接レコード盤に落として再生をするという構造上、繰り返し再生をしたり長期間保管する際には、ちょっとしたメンテナンスが必要となります。

 

がっつりとしたオトナの趣味として振り切っている方であれば、超音波洗浄や専用のクリーナー剤などを駆使してリッチにメンテナンスにも予算を割くことが可能かと思いますが、ここではお手軽&低コストな方法を。

 

答えは超シンプルで、

「ガーゼを水につけて絞って拭く。」

これだけです。

 

と、これだけではあんまりなので、詳しく補足をすると、

「時計回りに拭く」

という事も付け加えましょう。

 

私は20歳くらいから26歳くらいの間、3つのレコードショップを渡り歩いたのですが、その中の一つにあたる老舗の中古盤専門店で教わった方法になります。

 

無論、専用の洗浄剤などを使うにこしたことはないという前提になりますが、中古盤専門店となれば1日に数百枚(もっとかな?)のレコードを磨くことになります。

ここで専用のクリーナー等を使うとなると、そこそこのコストも時間も掛かってしまいます。

 

レコードのメンテナンスは主に、カビやホコリなどによるレコードの溝の詰まりによる音飛びの防止や解消を目的としています。

 

この点さえクリアすれば良いという事であれば、水を含んだガーゼで十分ですし、私も数万枚以上に及んでいた私物のレコードは全てこの方法でメンテナンスしていましたが、一度も問題が発生した事はありません。

(専用の洗浄剤などは塩化ビニールへの負担も考慮していると思うので、超長期的にみると、もしかしたら多少の劣化速度に影響はあるのかもしれませんが。)

 

で、"時計回りに"というのは、針が進む方向と同一方向に拭く事で、ホコリなどが目に詰まる事を防ぐという意味があります。

 

また、これはズボラな意見になりますが、水&ガーゼであれば、ジャケットが汚れていた時についでにそのまま拭く事もできるので一石二鳥です。笑

 

嗜みとしてメンテナンス用品にコストをかけるのも楽しみ方の一つとして素晴らしいと思いますが、「そこにお金をかけるならレコードをもっと買いたい!」という考え方もあるかと思いますので(私はこっちでした)、そんな際には是非お近くの薬局でガーゼをご購入いただければそれで事足りますよというだけのお話でした◎

 

と、今回は1300文字と過去最小文字数を更新できたので、このくらいの文字数の記事も今後はもっと折り混ぜれるように頑張ります。笑

(いつも長過ぎて読みにくいと思いますので...。) 

 

ではまた◎ 

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