Instagram(インスタグラム )攻略やフォロワー増加の為のお話を今回も。
前回は「インスタグラム運用におけるハッシュタグの効果的な使い方」について書かせていただきましたが、今回はそれも含めた大きなポイントを3つに絞ってお伝えしていきたいと思います。
↓これまでのインスタグラム運用や攻略に関する記事は以下よりご覧ください◎↓
この記事から読まれる方もいらっしゃるかと思いますので改めて書きますと、現在私の方ではこちら https://www.instagram.com/yagihashi_tiny/ のアカウントを運用しています。
内容はファッション系のスタイリング投稿をメインとしているのですが、本格運用から6ヶ月ほどの今現在で5,446フォロワー、PR案件も多数お受けしているという見地からお話させていただきます。(加えて前職でも4年間程、SNSやWEBマーケの部署に在職していました。)
Instagram(インスタグラム )攻略の3つのポイント
というわけでここからが本題。
インスタグラム攻略の為のポイントを3つに絞ってお伝えしていきたいと思います。
ここでのお話の大前提として、分かり易く「攻略」=「フォロワー数増加」とさせていただきます。
更に付け加えると、私個人の考えとしては、フォロワー数は多くてデメリットになる事は無いと思いますが、フォロワー数至上主義のような風潮はかなり薄らいでおり、本当の意味でエンゲージメントの高いアカウントを運用しないと、単にフォロワー数だけ稼いでもあまり意味は無いようには思っています。
「認知」の為のハッシュタグ
前回のハッシュタグの効果的な使い方でも書きましたが、インスタグラム上で自分のアカウントを他のユーザーに見つけてもらう方法は、
- ハッシュタグ
- 各おすすめ表示
- イイネ返し
大きくはこの3つしかありません。
最後のイイネ返しについては、足跡的にマンパワーでイイネをつけて回って自分のアカウントを知ってもらうという手段になるので、コツやポイントという事は特にありません。
ただ、近年は一定の速度や数を超えたイイネを付けると、すぐに利用制限や最悪の場合アカウント停止などのペナルティを食らってしまうので、個人的にはあまりオススメはしない方法となります。
ただ、半年ほど注意して運用をした経験則でいうと、自分がつけたイイネは他のアカウントへのおすすめ表示にも影響するような実感が強めにあったので、特定の運用ターゲット層がはっきり決まっている場合には、それに当たる投稿へのイイネはある程度は付けても良いかもしれません。
(分かりやすい例でいうと、アメリカ人のアカウントにイイネを集中して付けた場合には、イイネを付けたアカウント以外のアメリカ人のアカウントからもフォローされる数が増える傾向にあったので、おすすめ表示のアルゴリズムとも何らかの関係はあるように推測しています。)
各おすすめ表示に関しては自身の投稿内容を元に、インスタグラム側にその投稿やアカウントの属性をカテゴライズされますが、エンゲージメントが高いほどに表示優先度合いは増す傾向にあるのは間違い無いと思いますので、「良質な投稿」と「適切なハッシュタグ選定」を続ける事で、表示頻度は高まると言えます。
この事に加え、ハッシュタグ選定については前回の記事に詳しいので、こちらを是非参照くださいませ。
いずれにしても、既に別のフィールドで人気や認知を獲得している場合を除けば、自分の投稿やアカウントをインスタ内で知ってもらう手段は投稿からとなり、その投稿を知ってもらう手段としてハッシュタグがあります。
ハッシュタグによりリーチ数を増やす事で、まず最初の他者との接触機会を作る事ができ、その上でイイネやコメント、保存、フォローなどのアクションが生まれます。
これらのアクション(エンゲージメント)が高まると、おすすめ表示などの優先度も高まるので、エンゲージメントを高めるには投稿内容のクオリティが影響してきます。
この投稿内容のクオリティについては、運用ジャンルでもかなり話が変わってくるでしょうし、一概にコレと言えない部分も多いので今回は割愛しますが、一つ実感として言えるのは、【一目で何の写真か分かる物がベター】という事。
ユーザーはタイムラインを物凄いスピードでスクロールしているので、その一瞬の表示で目に留まりスクロールを止めたいと思ってもらう写真を意識する必要があるでしょう。
表示優先度には、閲覧時間も影響するとも言われていますので(あくまでも「そう言われている」だけですが)、その為に写真は複数枚投稿にしたり、テキストにある程度のボリュームを持たせるといった対策をしても良いかもしれません。
「獲得」の為のプロフィール画面
投稿とハッシュタグによって"認知"をしてもらうだけでは当然フォロワー数は増えません。
インスタグラムの場合、フォローをする為には基本的にはプロフィール画面上から行う事になります。(アカウントそのもののおすすめ表示は除き)
自分が知らないアカウントをフォローするかどうかを判断する時を思い出して頂くと分かりやすいと思いますが、一つの投稿が気に入ったりしただけはフォローをしようとは思わないですよね?
プロフィール画面に飛んで、アカウントの説明書きや、これまでの投稿のサムネイルが並んだ投稿傾向を確認してからフォローをするかどうか判断する事と思います。
その為、多くのインスタグラム指南で書かれている通り、投稿内容にはある程度の統一性がある方がフォローを検討する側としてみれば判断がしやすく、その統一されたテイストさえ好みに合えばフォローがしやすくなります。
(但し、あまりにコンセプチュアルに統一感を強め過ぎると、フォロワー数は増やしやすい反面、パーソナリティが投影されにくくなり、インスタグラムをDtoC的なビジネスモデルに繋げたい場合においてはデメリットもあると私は考えています。)
プロフィール画面上に並ぶ投稿アーカイブは、正方形にトリミングされて表示されるので、正方形で投稿をしている場合には問題ありませんが、縦でも横でも長方形で投稿している場合には、プロフィール画面上での見栄え(サムネ映え)も加味して投稿を行うとベターだと思います。
(投稿から少し経てば、プロフィール画面でのサムネイルでしか見てもらえなくなりますので。)
そしてフォロワー獲得やリーチ数増加においても、かなり重要だと私が考えているのがアイコンです。
おすすめ表示などではアイコンとユーザー名のみで表示される事が多く、アイコン如何でクリック率は大きく変わってくるでしょう。
フォロー後もストーリーズなどはアイコン表示のみなので、クリックをしてもらいやすかったり覚えてもらいやすくなるなど、アイコンの果たす役割は非常に強いと言えます。
(これも分かりやすい例として挙げますが、男子であれば、可愛い女子のアイコンだとクリックしがちになったりしませんか?汗)
プロフィール画面のテキスト説明欄についても、フォロー可否を決める要素としては見落とせません。
既に著名な人であれば、「うた歌いをしています。」とか「高円寺あたりで呑んでます。」みたいなスカシ気味なプロフィール文でも問題ないでしょうけれど(笑)、そうではないのであれば、何を発信しているアカウントなのかを簡潔に記載するに越した事はありません。
このプロフィール文も、タイムライン同様、そうそうじっくりと読んでもらえるとも限りませんので、基本は読みやすく箇条書き形式で、記号や絵文字を使って段落わけするのがセオリーとされています。
ともあれ、フォローをしてもらえるか否かはプロフィール画面で決まりますので、その意識でトライ&エラーを重ねて確度を上げる必要があるでしょう。
「離脱防止」の為の心掛け
認知をしてもらい、めでたくフォローをしてもらう事ができても、簡単にそのフォローは外されてしまいます。
これに関しては私もかなり苦戦をしていまして、正直に言いますと、フォロー解除率軽減の為の決定的な有効打を持ち合わせていません...。
具体的に言えば、私の場合、直近の28日間で450人前後のフォロー解除を受けています。
なので、この「離脱防止」については偉そうには何も語れない部分があるのですが、そんな中でもいくつか可能性として考えられる対策を挙げていきます。
まず最も大きい理由だと私が考えているのが、フォローバックです。
運用当初はほぼ100%、フォローバックをしていたのですが、この数ヶ月は1割程度しかフォロバをしていません。
理由は度重なる「フォロバしてしばらくしたら、フォロー解除される」というSNSの伝統芸を被弾しまくり、「フォロバしてもすぐに解除してくる人多いしなぁ...。」とある種の人間不信状態にあること。
あとはシンプルに何時間か間を開けてインスタを開くと、新規フォローやイイネされましたという表示件数が多過ぎて、誰に新たにフォローされたのか良くわからなくなってしまうという事もあります。
とは言え、単にフォロー解除率を下げるのであれば、基本的にはフォロバをする方が防ぎやすいのは間違い無いと思っています。
(私の場合はフォロワー数そのものを最優先して運用してはいないので、フォロバ率はこのままで良いかなぁ。と考えています。)
次に、フォローを解除するきっかけとして考えられるのは、投稿を行い、それを閲覧するタイミングです。
おそらく、投稿をしていない間にフォロー解除をされるという事はあまり無いと思います。
解除タイミングとしては、投稿後。
自分の投稿がフォロワーのタイムラインに表示された時に「誰だっけこのアカウント?見てみよ。う〜ん、フォロー外そ。」と解除機会になっていると想像ができます。
だからと言って、それを恐れて投稿を控えても、投稿をしない事には新規ユーザーへの接触が出来ませんので、投稿は当然するべきです。
ただ、インスタグラムの場合、例えばYouTubeやブログのような視聴購読習慣でユーザーを惹きつけるのとは少し違うと感じていまして、「ノイズにならないことも大事。」のようには考えています。
例えば過度な連続投稿だったり通常とテイストの異なる投稿は、フォロー解除率が高まるように思っています。
私の例で言うと、ホテル公式アンバサダーを運用アカウントで行なっているのですが、そのホテル宿泊や周囲の街並みを交えた投稿をした際には、通常よりフォロー解除が増す印象を持っています。
PR案件投稿が連続した際にも同様の印象があります。
つまり、フォローしてくれていた方が持っていた私のアカウントイメージから外れた場合に、フォロー解除が引き起こりやすいのでは無いかという仮説です。
(繰り返しになりますが、私の場合はフォロワー数増加を主目的にはしていない為、この点の改善はしない方針ではありますが...。)
長くなってきてしまいましたが離脱防止についての最後の一点。
フォロワーとの接触・交流機会の捻出です。
フォローを外す外さないで考えると、普通に血が通った人であれば、直接的なやり取りをしている人へのフォローをそう簡単に外そうとはしないでしょう。
例えば、投稿に対してコメントがあればその返信、DMが来ればその返信と、このやり取りをした上でフォローを解除される方はなかなかいません。(まあ、実際には割といますけど。苦笑)
フィード投稿へのコメントは全体に表示されるので、人によってはコメントしにくい面もあると思うので、ストーリーズ投稿はそう言った方向けにもおすすめかもしれません。
全体には公開されずにハートマークなどのアクションもしやすく、DM的にコメントも出来るので、交流作りという点においてはストーリーズは有用だと感じています。
ただデメリット的なものでいうと、私の場合でストーリーズに対するDMは平均して「10通/日」ほどありますので、コメント返信と合わせるとそれなりに時間は掛かってしまいます。
最後に(まとめ)
あれこれと書いては来ましたが、分かってくるとかなり簡単でシンプルな話だとは思うので、どこかしらしっくりと腑に落ちるポイントを感じてもらえましたら、ぜひ実践してみて貰えれば幸いです。
もともとインスタグラム運用を本格化した一番の動機が、
「SNS運用は仕事としても散々色々なアカウントでやってきたので、得意だと自分では思っているけれど、完全に自身の運用でスケールして結果を出した物があれば、より説得力が増して良いかなぁ。」
という物だったのですが、こうして狙って一定の成果を出しても、SNS運用経験やオンラインビジネス経験のあまり無い人からめちゃくちゃ反論されたりもしたので「え?証拠として結果見せたのに...?」としょんぼりしましたが、同時に誰かが言っていた「コンサルティングは相手がコンサルを受ける気がないと全く意味を成さない。」という言葉が「至極ごもっともだなぁ。」と痛感している所であります...。
最後に愚痴ってスミマセン...!
ではまた◎
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