TINY MUSIC LIFE

音楽を仕事にする方法やビジネス論、考察や小ネタなどをお届けする音楽情報ワンパーソンメディア。by TINY RECORDS八木橋一寛

ハッシュタグを付けないプライド VS フォロワーを増やすプライド【SNSマーケティング】

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日はまたSNS関連のお話をひとつ。

 

ハッシュタグについての考え方やマインドのお話です。

 

何度か書いている通り、私は現在インスタグラムの方で、いわゆるインフルエンサーのような事もしていますので、SNSの中でも特にインスタグラムのお話として書かせていただきます。

 

とはいえ、これはどのSNSにも共通する話だとは思いますので、フォロワー数や影響力の増加や、新規顧客の獲得を運営SNSアカウントで実現されたいという方は、ぜひ目を通していただけますと幸いです。 

 

お題は見出しにある通り、「ハッシュタグを付けないプライド VS フォロワーを増やすプライド」

 

先に結論だけを書いておきますと、私個人的な意見としては、上述のような実現目標があるのであれば、ハッシュタグは必ず使うべきだと思っています。

 

その理由も含め、書き進めていきます。

 

 

根強く存在する「ハッシュタグを使うのはダサい・恥ずかしい」という風潮

まず前提として、インスタグラムの場合、オーガニック投稿で自分の投稿を見つけてもらうには、「オススメ」に自分のアカウントが表示されるか、「ハッシュタグ」しかありません。(イイネ!を付けて回るという足跡的な手段は除く)

 

しかし、黎明期から現在に至るまで、

「ハッシュタグを付けるの、なんかダサい・恥ずかしい。」

そんな風潮も根強く存在します。

 

確かに、私もこう思うのはとても良く分かります。

リアルな知り合いがフォロワーにいたりすれば、

「あいつ、めっちゃフォロワー増やそうと必死やん。(笑)」

などと思われ、馬鹿にされるんじゃないかって気もしないでもありません。

何より、投稿のスマートさは確かに損なうので、美意識的に引っ掛かりがあります。

 

ただこの風潮、SNSユーザー全般に言えることかというと、全くそんな事はないとも思います。

ダサい・恥ずかしいなどとは一抹もよぎらず、上限いっぱいまでハッシュタグを活用されている方も多くいらっしゃるように見受けられます。

 

私の場合、音楽関係やファッション関係に交友関係が集中しているのですが、この両者の界隈には、かなりこの風潮やムードは強くあるように感じています。

これは両者が特に美意識を意識する層や界隈だからだと理解しています。

 

その中でも、イノベーター理論で言うところの"アーリーアダプター"や"アーリーマジョリティ"に該当する層には特にハッシュタグに難色を示す割合は高い印象を受けます。

 

※イノベーター理論による5つのセグメントを一応以下に書いておきます。 

  • イノベーター(Innovators):革新者
  • アーリーアダプター(Early Adopters):初期採用層
  • アーリーマジョリティ(Early Majority):前期追随層
  • レイトマジョリティ(Late Majority):後期追随層
  • ラガード(Laggards):遅滞層

 

あくまで私が感じる傾向でしかないですし、例外も多数ありますが、それに類する層は美意識や自意識が高く、良くいえばヒップで尖った人とも言えますし、ちょっと意地悪な言い方をすれば、カッコつけたがりや自意識過剰だとも言えます。

 

かく言う私も、「ハッシュタグはちょっと...。」とそんな時期も長くありました。

 

無論、今いる知り合い間での交流を目的としたSNS運用であれば、ハッシュタグを使う必要は一切ありません。

むしろ、アカウントを知られる機会が増えるので、副業勧誘やスパム的DMが届いたり、最悪の場合にはアカウントを乗っ取られたりするリスクを有無だけです。

 

ですので、ここでのお話はSNSを通じて影響力なり、顧客獲得を目的や達成目標に運用する場合に限ったお話です。

 

ハッシュタグを使用するデメリットとは?

その上で、ハッシュタグを使うデメリットとは何があるのでしょうか?

 

あれこれ思案してみましたが、

「カッコ悪いと思われるかもしれない。」

「美意識に反する」

以外の理由は思い浮かびませんでした。

 

上記の美意識にも通じますが、中には「ブランディングが崩れる」とその理由を説明される方もいらっしゃいますが、ハッシュタグを付ける事でブランディングがどの程度損なわれると言うのでしょうか?

 

最初に言った通り、「フォロワーを増やそうと必死やん。(笑)」と思われる事は確かにあるかもしれません。

しかし、全体の半数を占めるレイトマジョリティやラガードにあたる層の多くは、そんな事はそもそも気にしないでしょうし、何より、事実、めっちゃ必死でフォロワーや顧客を獲得しようと考えているのでしたら、仮にそう思われても構わなくないですか?

 

加えて言うと、ハッシュタグの活用も含め、運用上の最善を尽くさずに、「フォロワーも影響力も顧客も増えない。」という結果になったとしたら、その方がブランディングやプライドが傷つくように私は感じてしまいます。

 

インスタグラムの場合には、一投稿あたり30個までハッシュタグの使用ができます。

そして、そのハッシュタグの選び方次第で、同じ30個でもリーチできるユーザー数には雲泥の差が生まれます。

 

であれば、そのハッシュタグの活用方法を勉強・研究・模索し、自分のアカウントを知ってもらいフォローをしてもらう努力を尽くす事は、目的があるのであれば当然の事ですし、恥ずかしいどころかむしろ、達成目標に向かって全力を尽くす姿勢として高いプライドを私は感じます

 

最後に(まとめ)

という訳で、前回のインスタマーケティング話に続き、今回もかなり基本的なマインドの話にはなってしまいましたが、極論を言えば、ハッシュタグを全力で付ける覚悟もないアカウントがインスタグラム内でスケールする事など有り得ないとさえ思いますので、目的や目標を持って運用をする際には、ハッシュタグはマストで活用する事をオススメして締めたいと思います。

(芸能人などがハッシュタグを付けずともフォロワー数や影響力がスケールしているのは、インスタ外での知名度を持ち込んだストロングチートスタイルですから、全く参考になりません。苦笑)

 

補足をすると、ある程度のフォロワー数やエンゲージメント、つまり、前回の話で言うインスタグラムにとって有益なアカウントだと判断される所までくれば、ハッシュタグを使わずとも、オススメ表示だけで十分スケール出来るようにはなります。

 

私自身だって正直、ハッシュタグを30個も付けるのは見栄えも良くはないと感じますし、私如きにも無駄に存在する自意識や美意識にも反しています。

ただ、そんな事は、目的や達成目標に至ってから求めれば良いだけの事だと割り切って、「むくり。」とだけ添えた適当な寝起きの写真の投稿をするだけで1万イイネ!みたいな天竜人をいきなり目指すのは本当に控えましょう。苦笑

 

ちなみにこの記事の音声Ver.も昨日YouTubeチャンネルにアップしていますので、音声のが都合が良いという方はこちらも是非ご活用くださいませ。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

ではまた◎ 

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