NIRVANA(ニルヴァーナ)の代表曲にして90年代初頭を象徴する楽曲「Smells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット)」。
この曲については、このブログを何度か読んでくださっていたり、検索で辿り着いた方であれば説明不要かと思います。
(このMV、11億回以上再生されてるんですね。凄い...!)
ファッション界隈では、来年あたりにグランジ・ファッションが何度目かのトレンドに戻ってくるのではなども言われていますが、そんな事もうっすら気にしつつ、今日は短めにとってもシンプルな小ネタ記事を。
「Smells Like Teen Spirit」というタイトルそのものについてのお話です。
私は海外の音楽ばかりをずっと好んで聴いているのですが、残念ながら英語が得意ではありません。
そんな英語が苦手な人が、このタイトルを和訳しようとすると、
「Smells Like」は「似た匂い」と、「Teen Spirt」は「10代の精神」
こんな感じで訳したくなります。
繋げてみると
「10代の精神に似た匂い」
と、ちょっと意味不明になってしまいます。苦笑
意味不明は認めつつも、カート・コバーンのメンタリティや音楽性も手伝って、「うぉー!カートはティーンの代弁者だぜ!」と拳を振り上げたくなってしまいますが、そいつはちょっと早とちりです。
当時アメリカで量販されていたデオドラント(制汗剤)に、「Teen Spirt」という商品名のものがあり、カート本人が「カートはティーンスピリットの匂いがする」と言われた事に由来しているそうです。
ググってみたら、今でも売ってるんですね。
そんな訳で、 「Smells Like Teen Spirit」は「(デオドラントの)ティーンスピリットみたいな匂いがする」という大した意味を持たないタイトルって事になります。
カート自身、この曲について否定的な発言も多く、歌詞についても「特に意味なんてない」という趣旨をインタビューなどで答えていますが、ことこのタイトルに関しては本当に特に深い意味合いはないのかもしれないですね。
(楽曲の歌詞は多くの評論家同様、深読みしたくなる部分は存在しますが。。。)
今日は過去最少文字数の記事になりましたが、毎日更新だとこのくらいの方が読みやすいんですかね?苦笑
ではまた明日◎
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