TINY MUSIC LIFE

音楽を仕事にする方法やビジネス論、考察や小ネタなどをお届けする音楽情報ワンパーソンメディア。by TINY RECORDS八木橋一寛

200記事目で強めた個性の露出の必要性【ブログ運営】

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200記事目で物思いにふける筆者...

日この投稿で、200記事目となります。

 

いつも読んでくださっている方々、たまたま検索で辿り着いた方もありがとうございます。

 

とはいえ、記事数を目的や目標にはしていないので、「嬉しい」、「めでたい」といった感情は特にありませんが、区切りとしやすいのは確かですし、100記事目の時のように、振り返りやこれからの展望などについて、乱文を振るってみたいと思います。

 

このブログの開設目的や、運営方針の変化などについては、以下の100記事目にまとめていますので、未読の方は併せてお読みいただけますと幸いです。

 

 

100記事〜200記事目までの内容や指針の変化

新型コロナ関連記事への疲れと飽き

まずブログの内容については、大きな変化はさほど無いと思っています。

 

マインド的には、「新型コロナをうけての音楽業界の今後」についての見立てや提言、状況考察のような事を書く事に、いささかの疲れや飽きを感じてきたという本音もあり、意識的にそういった内容は減らすようにはしていたかもしれません。

 

「どうすべきか?」

については、もうとっくに答えは出ていて、あとはそれをどこまで実行して再現できるかだけだと私は思っているので、あとはそれぞれに奮闘するしかないタームに入っているという事が、"疲れや飽き"の大きな原因となります。

 

ニュース紹介&考察記事の増加

加えて、150記事目付近から、「音楽関連ニュースの紹介とその考察」という趣旨の記事のウエイトが増えているとも思います。

 

これは当初意図してそうなった訳では無かったのですが、アクセス解析を見ているとニュース紹介&考察記事の数字が良かった事に気がつき、「ならば。」と需要に対応した事が一つあります。

 

加えて正直な所、ゼロから書くよりもニュースを元にそれを考察する方が、書く時間が圧倒的に短く済むので、自分としても好都合だった側面がある事も白状します。

(その分、PVが跳ねても手応えは感じにくいのですけどね。苦笑)

 

更に最近この事について感じている事があります。

音楽に限らず、昨今はキュレーションメディア全盛の時代だと思います。

 

私は音楽関連ニュースには四六時中アンテナを張っているので、私にとっては当たり前の音楽情報でも、その他の方々にとっては未知のニュースだという場合があります。

「このニュースについて触れても、今更読みたい人いないのかな?」と思いつつ、記事をアップする事も幾度かありましたが、やはりPV数やリアクションは悪くありませんでした。

 

つまり、このTINY MUSIC LIFEが、意図せずキュレーションメディアとして機能し始めている可能性を認識した訳です。

 

当然、このブログは全て私が一人で書いた記事で構成されていますので、いくつかの記事を読んでいただいて、取り上げる情報や考え方に共感や面白いと感じていただければ、複数人で商業的にキュレーションされたニュースメディアよりも、信頼や親近感を抱いて頂きやすいようにも思いました。

 

私もいくつかキュレーションのニュースメディアのアプリを入れて目を通してはいますが、9割は必要の無いニューストピックが並んでいますし、そんな中からザッピングするのは非常に骨が折れますし、その時間を無駄にもしてしまいます。

 

おこがましい発想にはなりますが、それであれば「音楽関連のニュースに関してはTINY MUSIC LIFEに目を通しておけば事足りる。」という立ち位置を取るのも可能性としてはアリではなかろうかと思ったのです。

 

個性の露出

一方で、コロナ関連考察への飽きやキュレーション的手法増加の反動なのか、コラム的に自分のカラーを出した文体で書きたいという欲求が増しています

 

お気付きの方は少ないかもしれませんが、かなり文体を崩してユーモアを放り込んだ記事や場面が最近少し増えています。

 

私の書くユーモアが面白いかどうかは見逃して頂くとして、「音楽を楽しんで欲しい」とか「音楽業界は楽しいですよ」というメッセージを込めたい気持ちもありますし、シンプルに1記事読むのに数分の時間を頂戴する訳ですから、少しでも楽しく読んでもらいたいという気持ちからくる事でもあります。

 

「構成やスペル、ファクトチェックも正確無比」という記事はそもそもブログでやるような事ではないと思いますし、それを目指しても私自身が楽しくありません。

 

打算的な側面も正直にお伝えするなら、私は我が強いので、そういったライターには向いていませんしなりたくもありません。

理想を言えば、文章を読んだだけで「あ、これ八木橋が書いてるんじゃね?」と分かるようなライターになりたいですし、好みでもあります。

 

まあ、そんなストロングスタイルの執筆が許されるのは、ライターというよりも、別の事で著名になった人くらいですから、外注で仕事が来たら味を消して書くんですけどね...。

 

今後の方向性について

先に書いた通り、コロナ関連の情報や考察は最小限に留め、意識的にニュースキュレーション&その考察記事は継続していこうと思っています。

加えて、個性を徐々に漏らしていきたいなというのが現時点での内容についての方向性です。

 

100記事目に書いた記事では、Googleのアルゴリズムの大幅改訂や、大手企業運営の情報サイトの仕事をした際に見た情報から、

「個人メディアでいくらSEOを頑張っても、アフィリエイトやアドセンスなどで十分な収益化をするのは困難」

といった趣旨の事を書きました。

 

が、一つ補足があります。

これ、音楽関連情報については確実にそうだと今でも思いますが、扱う情報によっては今でも人一人が食うに困らないくらいであれば収益化はできそうです。

 

というのも、実は私、ファッション系のブログもやっていまして、そちらはこの数ヶ月でそこそこ入ってきているのです。

 

「どうだ!すごいでしょ!」

と言いたいのではなく、これにはちょっとショックも受けたのです。

 

【音楽、自転車、ファッション】と3つのブログを運営しているのですが、最も記事数も多く、時間もかけていて、内容にも自信のある音楽ブログが一番PV数では劣るのです。

 

私は音楽が好きでそれを仕事にもしていた人間なので、周囲の人間も目に入る情報も音楽にまつわるものが自ずと多くなりますが、本当にフラットに見渡せば、「音楽への興味や需要はここまで低いものなのか...。」というショックです。

 

もちろん、構造の違いもあって、ファッションや自転車は、多くの人が当事者として関心のある事柄で、音楽の場合は大半がただただ享受する側です。

 

ファッションであれば「オシャレになりたい」だとか、自転車も「メンテナンスや保管方法が分からない」、「便利なアイテムが知りたい」という当事者としての欲求や問題解決があります。

 

音楽となると、演奏の上達方法や作曲のコツ、集客方法といった問題解決はミュージシャンのみの問題になります。

このブログで主に書いている「音楽業界の云々」も同様で、それに関連する検索ワードで検索をする人は、業界関係者くらいだと思います。

 

音楽関連で入力される検索ワードといえば、ダントツで「アーティスト名」でしょう。

それも、日本においては人握りの人気国内アーティストのみで、私が好んで聴いている海外アーティストや国内インディーアーティストとなれば、数えられる程度の検索数だと思われます。

 

で、それを受けた私なりの結論に入ります。

 

音楽にまつわる情報の需要がアーティスト単体の情報に集中しているとするのなら、そのアーティストのSNSをフォローしていれば事足りるので、人気アーティストでさえ検索はそう多くはされていないと推察しています。

このことは以下の過去記事でも「買わないと聴けない時代が終わった」事を理由として書いていますね。

つまり、徹底的に音楽関連の情報は、Googleなどのブラウザ検索ではPVが集まりにくいカテゴリだという結論です。

 

そんな状況で音楽関連の記事を読んでもらおうとするのなら、「コイツの取り上げる対象や文章が面白い。有益だ。」と一人一人少しづつ思ってもらうしかないという事。

 

話が奇しくも最初の項目に帰結してしまいますが、そう考えると私の欲求だけでなく、戦略としても「個性は出していった方が良いのかなぁ。」と感じている、200記事目思うところあります。

 

最後に(まとめ)

という訳で、200記事目を迎えたので、振り返りや今後のアレコレを思いつくまま走り書いてみました。

 

記事内容の傾向でいうと、いい加減、バンドTオンライン古着屋についての事や、バー開業についてのアレコレも増えてくると思います。

バンドT古着屋については、確実にしっかりと売るために下準備で動いている事がありまして、そろそろそれが形になってきた感触が出ているので、ほんといい加減、そろそろですので。苦笑

(Tシャツ売るのに冬になっちゃった問題もありましたしね...。)

 

引き続き、記事内容でも個人的な活動でも、皆様を飽きさせずに楽しんでもらえるよう努めていきますので、変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

 

ではまた次の記事で◎

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