TINY MUSIC LIFE

音楽を仕事にする方法やビジネス論、考察や小ネタなどをお届けする音楽情報ワンパーソンメディア。by TINY RECORDS八木橋一寛

【サマソニ】Summer Sonic Highlights on YouTubeの内容や見所【夏フェス】

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存知の方も少なくないかとは思いますが、明日11月27日19:00より、『Summer Sonic Highlights on YouTube』と銘打たれたサマソニのYouTube上でのアーカイブ・フェスが行われます。

 

今年6月と7月にもSUPERSONIC開催と紐付けたYouTube上でのアーカイブ・フェスが行われていますが、今回は更に配信アーティスト数がボリューム・アップされています。

 

これまで事あるごとに書いてはいますが、サマソニの成否は音楽コンサート市場の今後にも大きく影響すると考えていますし、何より7年間お世話にもなった会社のメインコンテンツですので感情的にも良い成果を挙げて欲しいと願ってもいます。

 

そんな訳で、ラインナップなど内容をご紹介しつつ、私個人的な楽しみどころなんかを書いていきたいと思います。

 

 

Summer Sonic Highlights on YouTube概要

配信スケジュール

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まずはその内容を見ていきましょう。 

イベント名称 :Summer Sonic Highlights on YouTube
公式ホームページ:https://www.summersonic.com/
公式 YouTube チャンネル:https://www.youtube.com/user/summersonic
主催 : CREATIVEMAN PRODUCTIONS
協賛 : SoftBank

 

■配信日程
DAY-1: 11月27日(金)19時〜11月28日(土)18時30分
DAY-2: 11月28日(土)19時〜11月29日(日)18時59分
各日配信終了後から 24 時間リピート配信予定

 

SUMMER SONIC公式サイトより引用

2DAYSに分けた内容となっており、各日約24時間ずつ配信がされるそうです。

24時間リピート配信予定とありますが、1ループの時間については現状明記はないので、当日配信が始まってから要確認という所でしょうか。

 

また、2日目となる11/28の配信では、YouTubeのSuper Chatを使用した募金の実施もアナウンスされています。

ここで集まった投げ銭は、「MUSIC CROSS AID」というライブエンタテインメント産業従事者向けの基金へ寄付されるとの事。

 

加えて、SUPERSONICオフィシャル・グッズの追加販売や一部商品の再販売も、11/30(月)23:59までの期間限定で決定しています。

配信アーティスト

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続いて、最も気になる所である配信アーティスト・ラインナップを見てみましょう。

 

《配信アーティスト》
■DAY1
[Year 2019]
The 1975 / Bananarama / BiSH / Bring Me The Horizon /The Chainsmokers / Fall Out Boy / MAN WITH A MISSION / 中田ヤスタカ / きゃりーぱみゅぱみゅ / Pale Waves / RADWIMPS / 東京スカパラダイスオーケストラ / WANIMA / ZEDD

 

[SUMMER SONIC & SONICMANIA]
Cornelius / 電気グルーヴ / 初音ミク/ Kraftwerk / METAFIVE(高橋幸宏×小山田圭吾×砂原良徳×TOWA TEI×ゴンドウトモヒコ×LEO今井)/ My Bloody Valentine / Pet Shop Boys

 

[Special Features]
BABYMETAL / ENDRECHERI

 

■DAY2
[Year 2000]
eastern youth / Green Day / James Brown / The Jon Spencer Blues Explosion / THE MAD CUPSULE MARKETS / Muse / スケボーキング / SNAIL RAMP / Tahiti 80 / TRICERATOPS

 

[Japanese Artists Selection #1]
BEAT CRUSADERS / 電気グルーヴ x スチャダラパー / でんぱ組.inc / FACT / 郷ひろみ / 星野源 / 森高千里with tofubeats / ONE OK ROCK / 水曜日のカンパネラ


[Int’l Female Artists Selection]
Carly Rae Jepsen / Lady Gaga / Rita Ora / 少女時代(GIRLS’ GENERATION)

 

[Special Features]
Shawn Mendes

 

[Dance Music]
Calvin Harris / The Chainsmokers / Marshmello / The Prodigy / Underworld / Zedd

 

[Japanese Artists Selection #2]
BLUE ENCOUNT / ちゃんみな / King Gnu / m-flo / Nulbarich / サカナクション / TRF

 

[History]
Green Day / Daft Punk / MAN WITH A MISSION / Muse / Radiohead

 

(in alphabetical order)
※ライヴ配信されるアーティストや内容については予告なく変更となる場合がありますので予めご了承ください。

 

SUMMER SONIC公式サイトより引用

改めてみてもかなりのボリュームです。

 

初日が昨年2019年を、2日目がサマソニ初開催である2000年のアーカイブというのが、かなり心憎くシビレます。

そこに加えて、初日はソニックマニアを中心としたセレクション、2日目は国内アーティストや女性アーティスト、ダンスアクトなどテーマに分けた配信ラインナップとなっています。

 

個人的見所やおすすめアーティスト

ここからは、私の個人的な見所やアーティストを挙げていきたいと思います。

 

まず初日。

2019年はちょっとしたお手伝いで現場にはいたものの、ほぼライブは観ていなかったので、この年のライブは全て初見になります。

中でも私はZEDD大好きっ子なのでZEDDはマストとして、Pale Waves、The 1975あたりも外せません。

 

何より外せないのが、"SUMMER SONIC & SONICMANIA"ブロック。

オールタイムフェイバリットバンドのMy Bloody ValentineコーネリアスMETAFIVEPet Shop BoysKraftwerk、電気グルーヴとほぼほぼマストなアーティストばかりがラインナップされています。

一つマストを挙げるとするのならやはりマイブラになりますかね◎

 

続いて2日目。

2000年のサマソニはまだ20代前半だった為、資金力がフジロックで果ててしまい行くことはできておらず、おそらく映像ですら観たことがありません。

 

ジェームス・ブラウンが演奏尺を鬼押しする中、ヘッドライナーのジョンスペ「JBパイセンならしゃーないッス。」的な愛あるリスペクトを見せた逸話を雑誌か何かで読んだ記憶もありますが、やはりまず必見となるのはこの2組かなぁと。

更に当時デビューアルバム『パズル』がインディーラヴァーの間で大ヒットしていたタヒチ80、大ブレイク前夜のミューズあたりも外せません。

 

国内アーティストのブロックからは、電気グルーヴ x スチャダラパーも楽しみですし、郷ひろみTRF、森高千里といった往年のスターもじっくりと観る良い機会。

余談ですが、このブログでもどこかで一度書いた気がしますが、私、初めてチケット代を自分で払って観にいったライブが友人に連れられて行ったTRFなので思い出もひとしおです。

 

フィメールアーティストブロックからは、やはりガガ様は外せません。

衣装や演出などを考えると、映像で観る方が楽しめる部分も多いアーティストかもしれませんしね。

 

ダンスミュージックブロックはかなり激アツで全6組共必見ですが、強いて選ぶならカルヴィン・ハリスアンダーワールドでしょうか。。。

 

で、最後の気になるヒストリーブロック。

何と言ってもロックファンにとってもサマソニにとっても大きなシンボルであるレディオヘッド

更にダフトパンクが多くの人にとっても2日目の大きな見所になるでしょう。

 

最後に(まとめ)

私個人のおすすめアーティストは以下の一昨日の記事でも書いた通り、ガラパゴス化したJ-POPが少々苦手なこともあって、かなりの偏りがあるとは思いますが、DAY2は特にいわゆる邦ロックファンと呼ばれる人にとっては見所盛りだくさんではないかと思います。

コロナ禍によって音楽業界やコンサート業界の存続が...。という難しい話は抜きに、あえて今回はキッズの気持ちに戻って「どれ観よう、あれ観たい。」と書いてみました。

 

ここまでコロナ禍も長期化してくると、業界の存続以前に音楽やライブを楽しむ気持ちまで削がれてくる頃だとも感じてしまいますし、画面越しのアーカイブにはなりますが、音楽関係者もファンも純粋に楽しめると良いのかなぁと思ったりもしまして。

 

何しろ、無料で観ることができますからね。 

踊らな損々ということで。

 

ではまた明日◎ 

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