TINY MUSIC LIFE

音楽を仕事にする方法やビジネス論、考察や小ネタなどをお届けする音楽情報ワンパーソンメディア。by TINY RECORDS八木橋一寛

【My Favourite gigs③】NICK LOWE(ニック・ロウ) at FUJI ROCK FESTIVAL '2003【フジロック】

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NICK LOWEのジャケを粗めに真似る筆者...

察やレビューでもなく、これまで多くの音楽ライブを観てきた中で、特に印象や記憶に残っているライブを思い出話的に振り返ってお届けする【My Favourite gigs】の3回目。

 

↓過去2回はコチラ↓

今回も宣言通りフジロック・フェスティバルからで、2003年のNICK LOWE(ニック・ロウ)のライブを思い返してみたいと思います。

 

こんな時期という事もありますし、少しでも「音楽ライブって素敵やん❤︎」と思っていただく事ができたら本望です。笑

 

 

舞台となったフジロック・フェスティバル '03 

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老いというのは恐ろしいもので、必死で記憶を辿ったのですが、この年は誰と一緒に行ったのか思い出す事ができませんでした...。

 

もっと言うと、これを書くにあたってこれまでのフジロックのラインナップを全て遡って見ていたのですが、誰と行ったのかはおろか、「どの年に行っていてどの年に行っていないのか」さえ記憶が曖昧な年が多数ありました...。

 

このブログではグイグイと自身の写真をサムネイル画像に入れ込んでいるようなヤツではありますが、元来あまり写真を撮る方ではなかったので、スマホが登場する以前となると写真すらほとんど撮っていないので記憶はただただ薄れる一方でして。涙

 

で、この2003年。

ある程度ライブを観た記憶が残っているのは初日のTHE LIBERTINES(ザ・リバティーンズ)と今回取り上げるニック・ロウくらいで、他は恐ろしいほどに覚えていません。。。

あまりの覚えていなさ加減に、「俺、行っていないんじゃないか?」と不安さえ覚えましたが、ザ・リバティーンズを観た事と、フィールド・オブ・ヘブンでニック・ロウを観たという記憶だけは間違い無いので、行ったんだと思われます。苦笑

 

そんな”その男、海馬激減につき"な脳内コンディションなので、全体のエピソードを回想して語る事ができないことを心よりお詫び申し上げます。。。

 

憧れのレジェンド、NICK LOWE(ニック・ロウ)との対面 

今も昔もいわゆるパブロックが大好きで、とくれば当然、ニック・ロウやエルヴィス・コステロは憧れのレジェンド中のレジェンドです。

 

20歳ちょっとの頃にバイトをしていたレコード店での同僚&親友に、同じくモッド・リヴァイバルやパブロックが大好きな奴がいて、そいつとは2001年にみんなで一緒に行ったことは覚えているのですが、「この年ってどうだったっけなぁ。」と記憶が錯綜しています。

 

と言うのも、グリーンステージでエルヴィス・コステロを一緒に観た記憶は確かにあるのですが、陽がまだ出ていたような記憶があるのですよね。

でもこの年は3日目のヘッドライナー。暗いはずです。。。

(コステロってグリーンの日中に出演した事あるんですかね?無ければ陽が出ていたのは私の記憶違いということで。。。)

 

そいつとの確実な記憶は、みんなで前柵最前線まで行って(確か空いていた)、「リクエストはあるかい?」的な事をコステロが言った時に、「オリバーズ・アーミー!(曲名)」とみんなで大騒ぎしていた事。(しかも演らなかった。苦笑)

 

こう書いていても「この記憶全てが事実では無かったらマジで俺の脳ヤバイな...。」という不安が去来しますが、思い出せないものは思い出せないので話を進めます。

 

ライブはフィールド・オブ・ヘブンで行われ、そのライブは1人で観たような記憶があります。

というのも、ライブ中の客席エリアにミッシェル・ガン・エレファントのチバユウスケがいたので、心の中で「チバがいる、やっぱニック・ロウとか好きなのね。」とソワソワして気が散っていた事だけは覚えているからです。

誰かと一緒に観ていたら、心の中ではなくそいつと「チバいるじゃん!」とか会話したでしょうからね。

 

で、待望のニック・ロウの登場。

バンドセットではなく、まさかのスタンディングでアコギ1本でのソロセット

「え〜、バンドじゃないのかよ。。。」

とバンドセットだと信じて疑わなかったので、出鼻をくじかれました。

 

しかし、演奏が始まると、バンドセットでは無いもののテンポやテンションは比較的原曲に忠実で、ありがちなしっとりとした弾き語りというものにはなっていません。

即座にくじかれた出鼻は回復し、ステージに引き込まれます。

 

自分にとってはオールタイムベスト楽曲の「Cruel To Be Kind」や「So It Goes」も、リズム隊不在ながらあの跳ねるようなビート感をギター1本でも再現してみせてくれました。

ステージ上にたった1人なのに強く感じた存在感というのは、大好きで聴き続けてきた自分が勝手に感じた事かもしれませんが、アコギ1本で観客を盛り上げるパフォーマンスは客観的に見ても圧巻の一言。

まさにパブロックのオリジネーターだからこそ為せる技だったと感服と感動をしました。

 

これまでに観たギター1本のパフォーマンスの中では、今でもダントツのベスト・ライブとして海馬激減中の私でさえも、脳裏に刻み込まれています。

 

最後に(まとめ)

「記憶がない...」

に割と終始した内容になってしまいましたが、ニック・ロウは本当に好きでこのライブも本当に素晴らしかったので、どうにかこうにか書いてみました。涙

 

ついでに、ニック・ロウとデイヴ・エドモンズがやっていたROCKPILE(ロックパイル)も、どうにかなっちゃうくらいに最高なので併せて是非とも◎

(もっと言えばデイヴ・エドモンズのソロ作も最高なのですが。笑)

そんな訳で、自分の生まれるずっと前から音楽活動をしている"世代"ではないアーティストであっても、ここまで惹き込んで魅了してくれるのだから音楽はたまらないですよね◎

 

ちなみに、結婚パーティーをするのであれば「Cruel To Be Kind」を流したいと思い続けていますが、流す機会がございません。涙

 

ではまた明日◎ 

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