TINY MUSIC LIFE

音楽を仕事にする方法やビジネス論、考察や小ネタなどをお届けする音楽情報ワンパーソンメディア。by TINY RECORDS八木橋一寛

目線を視聴者全てに提供できるという配信ライブの強み

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に一度程度のペースで音楽ライブ配信を観ているのですが、私個人の感想としてふと感じた事柄を今日はひとつ。

 

ライブ配信における「目線」についてのお話で、これは多分私が感じるのが遅かっただけで、既に多くの方は私がここで書くまでもなくそう思っているような気もしていますが。苦笑

 

先ほどまで、FINLANDSとしても活動されている塩入冬湖さんの【「程」発売記念程良い弾き語り配信ライブ】という配信を観ていて(熱心なウォッチャーなので◎)、私の場合は感じたというか気が付きました。

 

ライブ配信の場合、演奏者のカメラ目線=目が合っているような錯覚を覚えますよね。

きっとこれ、嬉しい場合ありますよね。

 

ホールでのコンサートに観にって、

「絶対、目が合った!!」

と、合っている可能性は極めてゼロに近いものの、テンションがレッドゾーンに入るのはライブコンサートあるあるですし、私も高校生の時に友達が内田有紀が観たいというので一緒にコンサートに行った時には、「俺の事しか観てなかったぜ!」とその友達がすっかりイタめなメルヘンに入ってしまっていた事が思い出されます。

 

好きなアーティストであれば、目が合うと嬉しい場合が多いのです。

 

フレーム内の登場人物が少ないほど、私的な映像のように感じますし、バストアップくらいに寄りの絵だったりすると1対1のような気分にさえ陥ります。

 

先ほど観ていた塩入さんの配信ライブは、ソロ弾き語りでまさにバストアップくらいの画角で1曲毎にMCを挟む形で行われていました。

そこでこの「配信ライブ特有のカメラ目線って嬉しいのかも?」と思ったという訳ですが、厳密に言えば嬉しいというよりは1対1のような感覚が作れるという強みがあるのでしょうね。

 

YouTuberがカメラ目線を意識的に取り入れているのもこの理屈に自覚的だったという事だとは思いますが、寝る前にベッドで横になりながらYouTubeを観ている時に、シバターのカメラ目線を浴びてしまうと、「こっち見んな。。!」という気分になることもあるので、この場合は諸刃の剣ではありますが。苦笑

 

リアル現場でのライブ鑑賞となると、その規模が大きくなるほどに「目が合った」という錯覚さえも味わえなくなってきますが、配信ライブの場合はアーティストや会場規模に関わらず、視聴者全てに対して「目線」を提供できるというのはかなり独自の強みだなぁ。と感じたというお話でした。

 

グループやバンドのライブだと少々この目線提供は弱まりますが、ソロアーティストや弾き語りであれば、視聴動機として成立し得るくらいのメリットだと思いましたので、ソロや弾き語りで配信ライブをされるアーティストの方は、ちょっと照れ臭いとは思いますが、「目線ください。」。笑

 

私も、サムネイル画像で目線を意識していきたいと思います。涙

 

ではまた明日◎ 

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