STAY HOMEやおうち時間と、言うものの、特にする事もないなぁ。
という方も少なくないと思います。
時間は有限。
極力無駄には過ごしたくないもの。
しかもコロナショックのせいで、この先どんな世の中になるのかさえも不安でもあります。
状況の変化にも対応するべく、少しでも自分にプラスになるように心がけたいと一層思ったりもします。
外に出れれば、選択肢はたくさんあるでしょうけど、そんな訳にもいきません。
今回は、「これやったらどうでしょう?」という提案です。
結論から言うと、
この機会に音楽の知識を蓄えてみるのも悪くないのでは?
というのがその提案。
音楽の仕事を続けたり、今後就くのであれば、知識を増やして損することはきっとありません。
珍しく、内容も文字量もライトにまとめられたので、気軽に読み進めてください笑。
音楽知識を蓄えるメリット
コミュニケーションの充実化
特にライブ現場周りの業種では、待機時間が非常に長くあります。
その間、ほかのスタッフと雑談などもするでしょう。
広い知識があれば、多くの音楽の話題に対応できますし、深く掘り下げた知識や考察を持っていれば、「できるな、おぬし」とちょっと見られかたも変わるかもしれません。
また、アーティストと直接会話などやりとりをするような業種であれば、楽曲やライブの感想を伝えたり聞かれたりする事もあると思います。
基本的に音楽アーティスト(表現者全般かもしれません)は、「だれだれみたい」と別のアーティストに喩えられる事はあまり好みません。
ですが、音楽活動を始めるきっかけには「憧れのアーティスト」や「参考にしたアーティスト」は存在します。(Aphex Twinのように、他のアーティストの曲は聴いたことがなかったみたいな変わった人も稀にいますが。)
その「憧れや参考」まで見極めと考慮ができていれば、別のアーティストの名前を感想に挙げる事が必ずしも喜ばれない意見にはなりません。
むしろ、「分かってくれた」と好意的に受け止めてもらえるでしょうし、信頼度も増すでしょう。
それ以前に、音楽現場では音楽の話をする機会は他の職業よりも当然多いです。 (案外関係の無い話の方が多かったりはしますが)
シンプルに、会話を円滑にする手段として、色々な音楽に触れて損はないと思います。
アイデアソースの源
多くのMVやアートワークなどについての蓄積があれば、いざそれらを作る仕事に就いたときに、多くのアイデアソースとしてアウトプットもできます。
曲そのものについても、例えば、現在のヒットソングを聴き漁ることで、現在や未来のリスナーの需要が見えてくる事もあるでしょう。
音楽レーベルの方などと話をしていると、「毎日何百曲聴いている」という方も多くいます。
数が多ければ良いというものでもないですが、私も多い時は2万枚を超えるアナログレコードを買って所有していました。(もちろん全部一度は聴いています)
そしてその為に買ったり聴いたりしたわけではありませんが、結果その事がこの仕事を続ける上で非常にプラスになっていると実感しています。
在宅での情報収集方法
幸い、今の時代、家にいながらにして様々な情報を得ることができます。
SpotifyやApple Music、LINE MUSICなどなど音楽を聴ける多くのサブスクリプションサービスがあります。
YouTubeでは、無料でライブ動画やミュージックビデオを観ることもできます。
Amazon Prime VideoやNetfrixなどで音楽にまつわるドキュメンタリーや映画だって楽しめます。
音楽系のウェブメディアで最新情報や深掘りした記事に目を通したり、電子書籍や書籍の通販をして、テキストから音楽についての知見を高めても良いでしょう。
このブログのように、様々な方がその知見を公開もしてくれています。
挙げはじめてみると、「もはや外出する必要ないんじゃない?」と思ってしまうくらい、自宅で多くの音楽やその知識に触れる事が可能です。
まとめ
ひとくちに音楽業界といっても希望している業種により、音楽知識の必要性や活用方法に違いはありますが、音楽知識がある事がプラスになる事はあってもマイナスになる事は絶対にないと断言できます。
「音楽は好きだから、言われなくても毎日ずっと聴いてるよ」
という人も、これまで聴いてこなかったアーティストやジャンルを試す機会にちょうど良いと思います。
なにより、家にずっといると気分も暗くなりがちなので、好きな音楽を聴いて、楽しく前向きな気持ちになるのは精神衛生上とても良いですからね。
では、また◎
お題「#おうち時間」