TINY MUSIC LIFE

音楽を仕事にする方法やビジネス論、考察や小ネタなどをお届けする音楽情報ワンパーソンメディア。by TINY RECORDS八木橋一寛

go!go!vanillasのみんな、日本武道館公演おめでとう!

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ジェットセイヤと筆者...

日の記事は少々愚痴っぽいとも取れる感じになってしまったので、今日は嬉しい楽しいハッピーな話をひとつ。

 

go!go!vanillasの日本武道館公演が本日2020年11月23日にありました。

この公演は「ROAD TO AMAZING BUDOKAN TOUR 2020」と銘打たれたツアーファイナル。

 

これが何故ハッピーかって、ずっと期待して応援しているバニラズ・ウォッチャーだからです。

 

本当はこの武道館公演に足を運んだ上で、この記事が書ければ良かったのですが、不幸にもコロナ禍の今、ウォッチする物が多くて情報を見落としていました...。汗

 

そのため、ライブレポートという事では一切ないのですが、代わりに往年のバニラズのファンの人とっては懐かしいと思ってもらえるような写真や想い出話をいくつか交えて祝福したいなと思います。

 

バニラズと出会ったのは彼らの結成年の2010年か翌年の2011年あたり。

当時私は渋谷のライブハウスでブッキングの仕事やライブイベントの主催などをしていたのですが、知り合いのレコード会社の人から、

「go!go!vanillasという面白いバンドがいるから観て欲しい。」

そんな連絡を受けたのがきっかけでした。

 

もちろん、当時彼らとそのレコード会社と契約があった訳ではなく、その人の性格的にも純粋に良いバンドだからという気持ちで推薦してくれた事を瞬時に理解したので、すぐに観に行きました。

(もしかしたら観るためにすぐに自分のイベントに呼んだかもしれません。)

 

その時の感想は、演奏は正直まだまだ完成度も物足りず、しかしながら楽曲のキャッチーさだったり、ステージ上での無邪気さだったりに好感を持った記憶があります。

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2011年の彼らの晴れ舞台

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2011年頃(?)アコースティックセットで

そして、何よりメンバーが皆、めちゃくちゃ良い奴だったので、すぐに打ち解けてその後かなり多くのイベントに出てもらったり、時には弾き語りやDJまでしてもらう事もありました。

 

最初に出会った時は、ギターもドラムも今とは別のメンバーだったのですが、恐ろしいのはメンバーが変わっても新しく入ったメンバーがまた最高に良い奴ということ。

ドラムのセイヤは今でもライブハウスなどで会う機会も少なくなく、今会っても当時と全く変わらずに天狗感もゼロでフラットに話しかけてくたり、ギターの進太郎くんは彼が加入した以降は私とは絡んでもいないのに、会えば親しく話をしてくれたりもします。

正直そうではないミュージシャンも多数いる事を実感しているだけに、その度にもっと好きになってしまいます。

 

私が個人主催でイベント主催者をする場合のモットーのひとつに、

「そのイベントの会場キャパシティ以上に、そのバンド単体で動員ができるバンドは極力呼ばない。」

というものがある為、事務所やレーベルも決まり、ブレイクした以降は自分のイベントに誘うことはなくなりましたが、仕事で同じフェスに居合わせた時には忙しくてあまりライブを観る時間がなくとも、バニラズが出演していれば無理やり抜け出してバニラズだけは観るようにしていました。

 

何年のサマソニだったか忘れてしまいましたが、抜け出してライブを観た後に

「大勢のお客さんの前で盛り上げている姿を見て感動したよ。」

そんなニュアンスのメールをメンバーそれぞれに送った時には、ライブ後のバタバタしているであろう時でもすぐに返信をくれたそんな男気も、本当に素晴らしいバンドだなぁと涙しました。。。(実際に涙は出ていませんが。苦笑)

 

ライブハウスやバーや居酒屋と、たくさんの酒場でバイブスを一緒に撒き散し、「もうちょっと頑張ろうぜ。」と言いたくなる程にお客さんの付いていなかった頃を見ていた何者でもない若者が、今や武道館アーティストになって、新たな若者のヒーローになっているのですから、これをハッピーと呼ばずしてなんとしましょう。

 

マッキー、長谷川くん、セイヤ、 進太郎くん、まだまだやりたい事はあるとは思うけど、ひとまずおめでとう◎

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我らの一大イベントのオープニングアクトとして気合のブッキングを

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2012年、主催イベントの3周年企画にて

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2013年。時が経つほどに狂っていると感じる一大イベントにて

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ごく小規模の主催イベントでも

という訳で、今や大人気バンドなので、無許可で出し難い写真やエピソードもあるので当たり障りのない話にはなってしまったかもしれませんが、バンドが大きくなっていく姿を見るのは我々裏方の唯一にして最大のご褒美とも言えるので、この話がこれから裏方をしたいという人のモチベーションになってくれたら何よりです。

 

ではまた明日◎ 

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