昨日は予告通り、ダニエル・ジョンストン追悼展へ。
が、更新が予告より1日遅れてしまったのは、その足でゴキゲンで新橋で呑んでしまった為でした、、、
というのも、Twitterなど各SNSではすでに投稿していましたが、追悼展で展示販売されていた絵を奮発して購入したので大喜びをしていたのです。
展示販売という事で、購入した絵についてはその場で引き取れる訳ではなかったので(来週には手元に届くor引き取りに行くと思います)、今回はこの追悼展とダニエル・ジョンストンのお話を。
ダニエル・ジョンストン追悼展について
昨年2019年9月10日に心臓発作により58歳で他界されたダニエル・ジョンストンが描いてきたイラスト作品を中心に展示(一部販売)し、ダニエル・ジョンストン追悼展-Daniel Johnston Exhibition 「The Story of an Artist」-と銘打たれ、2020年8月1日〜8月23日まで銀座ヴァニラ画廊で開催されました。
コロナ感染対策としてチケットは事前購入による入場時間指定制(1時間の時間制限有り)、入場料は1,000円。
Daniel Johnston(ダニエル・ジョンストン)について
Photo by GETTY
1961年生まれ。アメリカ・カリフォルニア州サクラメント出身のシンガーソングライター、アーティスト、イラストレーター。
ニルヴァーナのカート・コバーンやデヴィッド・ボウイが影響を公言していた事で広く知られ、USのインディーやアンダーグラウンド・カルチャーの象徴的存在でした。
Lo-Fiや宅録(DIY)サウンドの先駆とも言える存在で、自ら描いたイラストによるパッケージデザインで無数のカセットテープ作品を発表し、音楽面同様に歪さとポップさが同居したイラストも多くのファンを掴みました。
今尚、多くのセレクトショップなどで彼のイラストをプリントしたTシャツが販売されていたり、おそらくライセンスを取っていないであろうグッズも無数に販売されています。
加えて、少し前にはシュプリームが彼をフィーチャーした商品を多数展開していたので、ミュージシャンとしては知らずともアーティスト/イラストレーターとしては彼を認識している方も多いと思います。
※こちらは20年程前にビームスで購入したTシャツ
追悼展会場へ
音楽ニュースサイトなどで今回の追悼展の情報を見たとき、備忘録的に「忘れないように行くつもり。」とTwitter投稿もしていたのですが、行ったのは開催最終日の8月23日。
しかも時間も16:20〜17:20という最終日の最後の時間帯というヘッドスライディングぶり。
規模的に「当日窓口でチケット買えるのだろう。」と高を括っていたのですが、事前購入&時間指定制という事に直前で気がつき、慌ててスマホ決済を。
売り切れとなっている時間帯も多かったのもあり、結果この滑り込みファイナルブロックでの入場となりました。
会場となるヴァニラ画廊というところへは初めて行ったのですが、商業施設やデパートなどで行われるような物とは異なり、コンパクトなTHE画廊という感じでとても好みなスペースでした。
場内は写真撮影NGだったので写真でお届けできないのが恐縮なのですが、ペン画のカラー作品を中心に所狭しと作品展示がされています。
(何か理由付けはあるのでしょうけれど、"集客"を考えると写真撮らせた方が"絶対"に良いといつも思うのですが難しいんですかね、、、)
見たことのある絵もあれば、多くは初めて見る物ばかりで鼻息も荒くなります。
マスク&メガネなので、鼻息はメガネを曇らせ作品が見えなくなるので大敵です。
心を落ち着かせます。
私が普段着ているプリントTシャツだったり身につけている小物やステッカーだったりをご存知の方はなんとなく分かると思いますが、数多いる好きなアーティストの中でもダニエル・ジョンストンは特に好みなのです。
お馴染みのカセットテープも何本か展示されていて懐かしいなぁと感慨に。
というのも、10数年前に勤めていた下北沢のイエローポップという中古レコード店に、彼のカセットテープが100種類ほど入荷した時があって、一時期毎日見ていたのです。
興奮を抑えながら展示された作品を眺めてはいたのですが、入場早々に気になって仕方がない表示が視界をチラついていました。
多くの作品の下に価格表示があるのですよね。
事前に特に調べずに来場したので、展示のみで販売を行なっている事は知らなかったので、「え、買えるの!??」と、噴射する鼻息で再びメガネは曇り視界はホワイトアウト。
具体的な価格は伏せますが、それも絶妙に買える値段なのですよね。。。
少し前に、「ポスター収集いいですよ。」という記事でも書きましたが、その根本は「オリジナル作品は価格的に高額で買えないという事もあるんで」という懐事情に基づいてもいるんですよね。
ですから、私の懐具合でも買えるのであれば好きなアーティストの作品はずーっと欲しかったのです。
販売している事とその価格が買えなくはない値段であると確認した瞬間から、買うつもりで展示を眺めていました。
いや、眺めていたと言うにはその眼は細く鋭すぎたかもしれません。笑
貧乏性なので、
「色やペン沢山使ってて余白が少ない方がお得感あるかも。」
とか、
「謎生物とか悪魔っぽかったり、体が切断されてたりする彼らしいアイコニックな物の方が、もしお金に困ったときに売りやすいかな。。。」
とか、
「お、これはちょっと他のより値段安くて買いやすいな。」
とか打算が働きます。
しかし、監督(私)は「そんな買い方アートじゃない」と、まずこの打算を完全に捨てきる采配を見せます。
無心でただただ自分が気に入った絵を全力でフルスイングするのみ!と自身にサインを出しました。笑
「キャラとしてこの絵好きだなぁ。」
とか、
「この色遣い好きだなぁ。」
とかも色々あったのですが、最終的に2択まで絞った上で、一枚に絞り切りました。
いくつかダニエル・ジョンストンの作品が好きなポイントはあるのですが、自分の場合は彼の描く背景が好きで、中でも星を描いている物が特に好きなのですよね。(上にあった自前のTシャツにも描いてありますね)
という事で、ポスターやこういった展示会のフライヤー、書籍などは細々と集めていたものの、意を決して購入をする事に。
普段あまり高い買い物はしないので、カーボンロードバイク以来のまとまった金額の出費でしたが、炎のデビッドカード一括払いをコールしてお会計を済ませました。
最終日の最後の時間帯ではありましたが、その場で引き取れはしなかったので、この記事で購入した作品はお披露目できないのですが、引き取り次第別途また記事にしようと思いますので。
ちなみにポスターはその場で買って持ち帰ったので、先ほど額に入れてみました。
コロナ禍のこんな時には出費はセーブしたい所ではありましたが、念願のアート作品購入でしたし、大好きなダニエル・ジョンストンということで、ゴキゲン指数リミッターカットのその足で、GINZA SIX行ったり銀ブラして最終的には新橋の高架下でホッピーをキメてよちよちと帰路に着きました。
なにしろ、ご自宅に飾れるのがとても楽しみです。
ではまた◎
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