TINY MUSIC LIFE

音楽を仕事にする方法やビジネス論、考察や小ネタなどをお届けする音楽情報ワンパーソンメディア。by TINY RECORDS八木橋一寛

オンライン・フェス現場雑記(SYNCHRONICITY ONLINE FESTIVAL 2020)

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日はなんと3ヶ月ぶりのライブ現場に足を運びました。

 

とはいえ、コロナ禍の現在、無観客でのオンラインフェス現場です。

  

この20数年で、これだけの長い期間、ライブ会場に行かなかったのは初めての事でした。

 

幾度かオンラインフェスやライブ配信は自宅で観ていましたが、実際に久しぶりに会場に足を運び、その現場を見て感じた事を今回は備忘録も兼ねて書いてみようと思います。

 

このブログとしては珍しく、完全なる雑記というある意味ブログらしい内容になるので、構えずにダラリと読み流していただければと思います。笑

 

 

公演内容(SYNCHRONICITY ONLINE FESTIVAL 2020)

今年で15周年となり、渋谷の複数の会場を往来するサーキット型の都市型フェスティバル「SYNCHRONICITY(シンクロニシティ)」。

公式サイト:https://synchronicity.tv/festival/

 

今年2020年は4月4日、5日の2日間、さらに3月22日には台北での開催が予定されていましたが、新型コロナの影響により中止となり、7月4日に無観客のオンラインフェスとして開催されています。

 

2日間9会場での開催予定から、このオンラインフェスでは1Day、渋谷O-EASTと新宿MARZの2会場で行われました。

 

ラインナップは以下の通りとなり、リアルタイムでの生配信と収録映像を織り交ぜた形となっています。

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タイムテーブルは以下のようになり、通常の観客を入れたフェスのように、2会場(2ステージ)が同時進行していきます。

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観覧は無料でYouTube上で配信され、YouTubeスーパーチャットやPayPal、公式オンラインショップによるドネーションでアーティスト出演料などの開催費用を募っています。

 

ちなみに全てのアーティストではないかもしれないそうですが、7月6日までYouTube上でアーカイブも観れるようにするとの事でしたので、もし見逃したという方はYoutubeをチェックしてみてください。

 

私の現場内容

運営や制作といった形でイベントやフェスに関わることも多いのですが、今回はそれとは異なる内容です。

 

今回、セレクトショップ「FREAK'S STORE」のインスタグラム上で、以下のようなキャンペーンが実施されています。

このアカウントのフォロー&いいね!で、

  • A賞:参加アーティストサイン入り FREAK'S STOREオリジナルトートバッグ
  • B賞:FREAK'S STORE ONLINE 限定 1000円クーポン

が抽選で当たるというプレゼント企画。

 

ちなみにこちらは7/12(日) 23:59までの受付となり、今からでも応募可能ですので是非ご参加くださいませ◎

 

このキャンペーンにおけるアーティストサインの回収と、キャンペーン用のアーティストスナップ写真撮影(撮影自体はプロのカメラマンさんが行います)のコーディネートという内容でお邪魔させていただきました。

 

なので、純然たる音楽の仕事という形ではないややイレギュラーな形ではあります。

 

足を運んだ雑記・雑感

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今回の記事は本当に雑記になるので、オンラインフェスがどうとか仕事としてどうというお話ではないので、かなりカジュアルな感想を言えば、

「現場で人に会う。」

もっと言えば

「対面して多くの人と直接お話をする。」

という事が本当に久しぶりだったので、フェスや音楽云々の前に、その事が嬉しいような恥ずかしいような。。。そんな感じでした。

 

加えて、散歩を日課にして体力が衰えないように努めてはいたのですが、それでも会場を歩き回ったり、多くの人とお話をしたりというのはまた別の体力を使うようで、体を使うような業務ではなかったのに妙に疲れました。。。

 

見知ったスタッフさんなども多くいた現場だったので色々な方とお話もしていたのですが、やはり皆さんも久しぶりの現場の方が多かったようで、口々に「体力が落ちた。」と言っていたのでどうやら自分だけではなかったみたいです。苦笑

 

完全な無観客という形だったので、ステージ上でのライブもあればフロアライブもあり、観客を入れていないのでメインスピーカーからの外音はほとんど出していないというのは少し不思議な光景でもありました。

 

自分の作業は終演前に終えたので、終盤のいくつかのライブは自宅に帰ってタブレット端末で観ていたのですが、チャット上のコメントも賑わい好意的なものばかりで、「音楽やライブを必要としている人にそれを供給する。」というまず本来のフェスやライブを開催する意義を果たした素晴らしい物だったと思います。

 

ドネーションは行なっているとはいえ無料配信なので、金銭リスクとしては苦労のある開催だったとは思いますが、コロナ禍での1歩目として間違いなく意義ある開催だったはずです。

 

3ヶ月続いた完全在宅ワークから、久しぶりのリアルな現場。

体力の衰えや対面して会話をする喜びを実感しつつ、「生きてるなー。」とか「働いてるなー。」というような感覚も強く感じましたし、やはり在宅では得難い感触というものが現場にはありますね。(この日はそんなには言うほど働いてはいないんですけどね。苦笑)

 

シンクロニシティ主催やスタッフの皆様、出演者の皆様、本当にお疲れ様でした。

 

ではまた◎

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